こんにちは、運用型広告整備士ことアイトリガー佐賀オフィスの古賀です。
まもなくお盆休みの時期に突入しますが、広告媒体各社は年末年始とは違い8月11日(木)の祝日を除き通常通り営業されるようです。
ただし、審査や窓口の人員が少なくなっているのか、通常時以上に審査に時間がかかったり、電話が繋がりにくかったりするように感じます。
今回の記事では、お盆期間中の広告配信を滞りなく遂行するために8/10(水)の審査完了を目指した場合の入稿期限をご紹介します。
媒体別対応表
Google広告
業務 | 期限・期間 |
アカウント開設 | 8月5日(金) |
広告審査保証期日 | 8月9日(火) |
Yahoo!広告
Yahoo!広告では、Yahoo!検索広告、Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)とYahoo!ディスプレイ広告(予約型)で詳細が異なっているので注意が必要です。
Yahoo!検索広告・Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)
業務 | 期限・期間 |
アカウント開設 | 8月5日(金) |
広告審査保証期日 | 8月8日(月) |
Yahoo!ディスプレイ広告(予約型)
Yahoo!ディスプレイ広告(予約型)では、掲載開始日に応じて入稿期限が定められています。
掲載開始日 | 通常入稿締切 | 押し込み入稿締切 |
8月10日掲載開始 | 4営業日前 | 2営業日前 |
8月11日~8月16日掲載開始 | 8月5日(金) | — |
8月17日以降掲載開始 | 4営業日前 | 2営業日前 |
※Google広告・Yahoo!広告の審査の仕組みについては下記の記事にまとめられております。
本記事とあわせてお読みください。
【Google広告・Yahoo!広告】審査の仕組みと不承認になった場合の対応
Facebook広告
業務 | 期限・期間 |
アカウント開設 | 8月9日(火) |
広告審査保証期日 | 8月9日(火) |
Facebook広告は例年、お盆期間中も通常通り稼働しております。
ですが、入稿が混み合うと審査に時間がかかると予想されますので、早めの入稿対応を心がけましょう。
LINE広告
業務 | 期限・期間 |
アカウント開設 | 8月4日(木) |
広告審査保証期日 | 8月4日(木) |
審査自体は随時行われるようですが、直近で審査完了までにしっかり5営業日かかっているので早めの入稿を行いましょう
Criteo
業務 | 期限・期間 |
管理画面入稿 | 8月10日(水) |
その他各種依頼 ・フィード確認依頼・タグ確認依頼・デモバナー作成依頼・トラッキングパラメーター設定依頼 | 8月5日(金) |
Taboola
業務 | 期限・期間 |
アカウント開設 | 8月5日(金) |
広告審査保証期日 | 8月5日(金) |
Gunosy
業務 | 期限・期間 |
アカウント開設 | 8月5日(金) |
広告審査保証期日 | 8月5日(金) |
※時間の記載がないものは23:59までとなっています。
SmartNews
SmartNewsはお盆期間中も通常通り営業するようです。
各種期限は下記の通りです。
業務 | 期間 |
アカウント開設審査 | 8月8日(月) |
クリエイティブ審査 | 8月4日(木) |
※アカウントの審査の方が期限が長くなっていますので気をつけましょう。
Premium Ads
業務 | 期間 |
申込時の審査 | 8月4日(木) |
入稿~配信開始まで | 8月4日(木) |
Tik Tok
業務 | 期限・期間 |
アカウント開設※1 | 8月8日(月) |
広告審査保証期日※1 | 8月8日(月) |
※1.アカウント・広告の審査は常時行われますが、お盆期間前から審査数が増え、時間がかかる審査に時間がかかることが想定されます。可能な限り早めのご入稿しましょう。
業務 | 期限・期間 |
アカウント開設 | 8月5日(金) |
広告審査保証期日 | 8月9日(火) |
早めの対応を!
こちらの表に記載している期限は、「媒体がお盆前に審査完了を保証している期限」であり、お盆期間中に掲載されることを確約するものではありません。
審査が不承認になってしまった場合など、不足の事態に備え、早めの対応を心がけましょう。
あわせて確認しておくこと
アカウント開設や入稿などはクライアントとのすり合わせ(開始時期、素材の共有や完成物の確認など)も必要になりますので、早め早めの連絡を行い、期限前に完了できるようにしましょう。
その他の設定については、いつでも変更可能ですが、以下の項目についてはあらかじめ確認しておくことをおすすめします。
- 配信切り替えの設定確認
- キャンペーン予算の確認
- 運用施策の変更
- 8月17日以降のスケジュール確認
配信切り替えの設定確認
たとえば、8月15日にクリエイティブを切り替える予定の広告があれば、キャンペーンの開始日終了日を確認したり、広告のスケジュール設定や自動化ルールを使用する場合はそれらの設定を確認する必要があります。
終了日など日付を指定している場合は、年月日がそれぞれ正しいことを確認することが大事です。誤って来年の日付になっていないか注意しましょう。
また、この時期のみ配信を行うケースもあると思われます。
過去の配信実績があればそちらをベースに、新規案件の場合はGoogleトレンドのデータを参考にして、キーワードや広告の追加、再開時期の提案を行いましょう。
キャンペーン予算の確認
お盆期間中は、家でゆっくり過ごす人が増えることや、広告配信を止める企業もあることから競合が減り、一年間の中でも比較的CPAが低くなる傾向にあります。
また、サービスの内容によってはお盆期間中の配信量が大きく変動することも考えられるため、機会損失が発生しないよう予算を設定しましょう。
運用施策の変更
お盆期間中はユーザーの行動や競合の動きに大きな変化があるため、運用方針の切り替えや新たなクリエイティブの追加などの施策の実施や検証には注意が必要です。
特に今年は数年ぶりにお祭りや花火大会が開催されていることから、昨年・一昨年の同期間とは違った行動パターンになることが考えられます。
これらの変化も加味しつつ、施策の提案を行うことが重要になります。
8月17日以降のスケジュール確認
8月17日以降の動きにも注意が必要です。
特に企業によっては夏季休暇取得期間になっていることから、クライアントの担当者さんや、社内でも人が捕まりにくい時期だと思います。
そんな中でも各種確認作業をスムーズに進め、計画通りに業務を遂行できるよう事前にスケジュールを組み、更に前倒しで進める意識を持ちましょう。
まとめ
期限が差し迫っている媒体もありますので、業務の優先順位を確認してお盆期間中もクライアントの要望に沿った広告配信ができるように準備しておきましょう。
その準備のためにこの記事を少しでもお役立ていただければ幸いです。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。