マッチタイプの大型アップデートの概要と対応~フレーズ一致の拡張で消えた絞り込み部分一致~

マッチタイプの大型アップデートの概要と対応~フレーズ一致の拡張で消えた絞り込み部分一致~

こんにちは、アイトリガー佐賀オフィスの運用型広告整備士こと古賀です。

Yahoo!検索広告・Google広告をご利用されている皆様、最近キーワードの入稿していますか?

2021年7月にマッチタイプのアップデート(フレーズ一致の機能拡張と絞り込み部分一致の廃止)が実施されており、新たに登録するキーワードのマッチタイプを絞り込み部分一致に設定することができなくなっています。

事前にアップデートのお知らせがあったとはいえ、突然実装されていて、いざ入稿しようとしたらできなくなっていて戸惑った方も多いのではないでしょうか?

今回のアップデートの影響や、そもそもマッチタイプって何?という内容を記載しておりますので、最後までご覧いただき、今後の運用のお役に立てていただければ幸いです。

マッチタイプとは

キーワードがユーザーの検索語句と一致すれば広告がオークションの候補に入りますが、その際にどの程度厳密な一致を求めるか指定するのが、キーワードのマッチタイプです。

https://support.google.com/google-ads/answer/7478529?hl=ja

つまり、マッチタイプは登録したキーワードと検索語句に、「どれくらいの関連性があれば広告を表示するか」を設定するためのものということです。

今までのマッチタイプ

今回のマッチタイプのアップデートの内容に触れる前に、今までのマッチタイプのおさらいをしておきましょう。

アップデート前のマッチタイプの種類には「完全一致」「フレーズ一致」「絞り込み部分一致」「部分一致」があり、それぞれ下記のように関連性を判定し広告が表示されていました。

前提 設定キーワード「車検 整備」

完全一致

「完全一致」は登録キーワードと検索語句が完全に一致した場合はもちろんですが、語順・ワードが違っていても意味・検索意図が同じ場合、変換ミスによる表記揺れがあっても広告が表示されます。
すべてのマッチタイプの中で最も広告を表示する検索語句を絞り込むことができます。

広告が表示される例:「車検整備」「整備 車検」
  表示されない例:「スピード車検整備」

フレーズ一致

「フレーズ一致」はその名の通り、設定したキーワードと検索語句の語順を見ています。
検索語句の語順が入れ替わっていたり、間に別のワードが入ると、広告を表示しないというものでした。

広告が表示される例:「スピード車検整備」「車検 整備 バイク」
  表示されない例:「整備 車検」「車検ができる整備工場」

絞り込み部分一致

「絞り込み部分一致」は任意の登録キーワードの拡張を制限でき、下記で記載している「部分一致」のデメリットを抑えて運用者が狙った検索語句で広告を表示することを可能にしていました。

広告が表示される例: 「車検できる整備工場」「整備工場 車検」
  表示されない例:「バイク 整備」「車 メンテナンス」

部分一致

「部分一致」はユーザーの最近の検索内容、ランディングページのコンテンツなどを考慮し、設定したキーワードと関連性があると判断されれば広告が表示されます。

運用者が予測できない検索語句で広告が表示されるので、より多くのユーザーに広告を表示させたり、流入数の増加や成果の獲得につながる検索語句の幅を広げられるというメリットがあります。
その反面、広告を表示させる検索語句のコントロールが難しく確度の低いユーザーにも広告表示してしまうなどのデメリットもあります。

広告が表示される例:「バイク 整備」「車 メンテナンス」「トラック 修理」

「部分一致」の活用方法についてはこちらの記事に詳しくまとめられています。
部分一致、絞り込み部分一致とは?違いや設定方法・使い分けのコツまで解説!

これからのマッチタイプ(アップデート内容)

今回のアップデートの内容は「フレーズ一致」の機能拡張とそれに伴う「絞り込み部分一致」の廃止となっています。
このアップデートによりマッチタイプの使い分けが簡素化され、自動入札・機械学習の精度が更に向上していくものと思われます。

▼Yahoo!検索広告アップデート情報
https://ads-promo.yahoo.co.jp/support/release/30162936.html
▼Google広告アップデート情報
https://support.google.com/google-ads/answer/10286719

新しいフレーズ一致

アップデート後の「フレーズ一致」の動作は、従来の「フレーズ一致」がより拡張されており、「絞り込み部分一致」の制限を若干強めた内容となっています。

具体的には語順が入れ替わったり、設定しているキーワードの間に別のワードが入っても、意味や検索意図が同じとみなされる場合は広告が表示されます。意味が違っていると判断されれば広告は表示されません。
例えば、「レッカー 料金 佐賀市 から 鳥栖市」というキーワードを設定していた場合の表示例は下記のようになります。

広告が表示される例:「佐賀市から鳥栖市 レッカー料金」「レッカー移動 佐賀市から鳥栖市までの料金」
  表示されない例:「レッカー料金 鳥栖市から佐賀市」

絞り込み部分一致の廃止

今回のアップデートに伴い、「絞り込み部分一致」を新規で追加することはできなくなっています。

また、すでに「絞り込み部分一致」として登録されているキーワードも表記上の変化はありませんが、実際の動作としては上記の新しい「フレーズ一致」と同様の動きとなります。

今後必要な対応

今回のアップデートの内容自体は自動的に適用されているため、運用者側でなにか設定を変える必要はありません。

ですが、マッチタイプの動作が変わったことで、意図せずキーワードの重複が発生していたり、絞り込み部分一致のみがカバーしていた検索語句では広告が表示されなくなっている可能性があるので、アカウントを見直し、必要に応じてキーワードの追加や削除を行いましょう。

また、検索語句や表示回数・クリック数の変化にも注視し、不適切な検索語句での広告表示が増加していたり、クリック数の急激な増加があれば、除外キーワードの追加や入札の調整を行い、場合によっては予算設定を見直すなどの対応も必要になります。

まとめ

今回のマッチタイプのアップデートにより、「絞り込み部分一致」は廃止され、その機能の一部が「フレーズ一致」に引き継がれました。

それぞれのマッチタイプの特性を改めて正しく理解し、今後の広告運用を行いましょう。

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