こんにちは!
ゴリラが好きな運用担当の穂満恵美です!
みなさま、GA4オーディエンス機能についてご存じでしょうか??
なにそれ??という方や、知っているけど活用してない!
という方にぜひ読んでいただきたいです!
※【事例付き】最後まで見ていただければ、媒体でのリターゲティング VS GA4リターゲティング の実績をご確認いただけます!
目次
GA4/Google広告と連携するメリット
連携するメリット
連携を行うメリットは以下の通りです。
- Google広告アカウントにGA4のコンバージョンをインポート可能になる
- Google広告アカウントでGA4の指標が確認可能になる
- GA4のアトリビューションレポートなどでGoogle広告のデータを確認できる
- GA4のオーディエンスデータを使用した広告配信ができる
GA4/ Google広告の連携方法
GA4のデータをGoogle広告で活用するにあたり、連携を行う必要があります。
GA4管理画面からGoogle広告と連携する手順
➀まずは、GA4アカウントとGoogle広告の両方の権限が1つのGoogleアカウントに必要になります。
一時的に権限を与えて、設定完了後に権限を引き下げることも可能です。
- GA4:編集者
プロパティ単位の設定を全て管理できる「編集者」以上の権限が必要。 - Google広告:管理者
Google広告の中で最上位となる「管理者」の権限が必要。
➁GA4管理画面から「歯車」⇒「サービス間のリンク設定」⇒「Google広告のリンク」を選択します 。
➂「リンク」を選択します。
➃「Google広告アカウントを選択」を選択します。
➄対象のGoogleアカウントを選び「確認」を選択します。
⑥続いて、リンクの設定画面で「パーソナライズド広告を有効化」と
「Google広告からのアナリティクス機能へのアクセスを許可する」の設定をオンに変更します。
⑦各設定が完了したら、最後に「送信」を選択します。
GA4 作成可能なオーディエンス
GA4で作成可能なオーディエンスは
「事前定義されたオーディエンス」「自身で作成するオーディエンス」の2種類があります。
事前定義されたオーディエンス
プロパティ作成時に自動で生成されるオーディエンスです。
全般
・最近アクティブだったユーザー
・購入した―ユーザー
・7日間の非アクティブユーザー
・7日感の非アクティブ購入者
テンプレート
・ユーザー属性
・テクノロジー
・ユーザー獲得
予測オーディエンス
・7日以内に離脱する可能性が高い既存顧客
・7日以内に離脱する可能性が高いユーザー
・7日以内に購入する可能性が高い既存顧客
・7日以内に初回の購入を行う可能性が高いユーザー
・28日以内に利用額上位になると予測されるユーザー
※公式ヘルプ:GA4予測オーディエンスについて
自身で作成するオーディエンス
自身で条件を設定して作成するオーディエンスです。
任意の設定
・カート追加したが購入に至らなかったユーザー
・セッションが3回以上あったユーザー
・特定のデバイスからのセッションユーザー
など任意の設定で作成が可能です。
GA4 オーディエンスの作成方法
GA4の画面に入ってから、オーディエンスの作成方法までをご紹介します!
オーディエンス作成手順
➀ GA4の「歯車」⇒「オーディエンス」を選択します。
➁「オーディエンス」を選択します。
➂「カスタムオーディエンスを作成する」を選択します。
➃オーディエンス作成画面になるので、作成したい条件を選択します。
条件範囲の選択
セグメントのタイプにおいて、条件範囲を選択することが可能です。
ユーザーセグメント:全セッション、同じセッション内、同じイベント内
セッションセグメント:同じセッション内、同じイベント内
イベントセグメント:同じイベント内
「セッション3回」を条件とするオーディエンス作成方法
例:セッション回数によって、成果に違いが発生するかを確認する場合。
【設定条件】
ページロケーション:該当のURL
選択するイベント:session_start
選択するイベントパラメータ:イベント数
その他のオーディエンス設定:対象期間を入力。
「デバイス」を条件とするオーディエンス作成方法
例:スマホとタブレットからの流入で行動の違いを確認する場合。
【設定条件】
ページロケーション:該当のURL
選択するイベント:デバイスカテゴリ
条件:「mobile」 or「 tablet」を選択
その他のオーディエンス設定:対象期間を入力
GA4 オーディエンスを活用した配信事例
弊社の案件で、GoogleのオーディエンスリストとGA4で作成したオーディエンスリストを両方紐づけて検証した結果
キャンペーンにもよりますが、GA4のオーディエンスリストの成果が良い事例が複数発生しました。
具体的に行った内容としては、 「媒体のリターゲティング」 VS 「GA4リターゲティング (セッション3回以上)」で
配信を行った際に、GA4のオーディエンスリストのCVRが高く、全体のCPAが改善しました。
GA4のデータを活用することで、様々な切り口でオーディエンスのリストを作成し
媒体のオーディエンス機能だけでは、できなかった検証ができるようになりました!
最後に
今回はGA4とGoogle広告の連携と、GA4オーディエンス作成についてご説明しました!
設定方法もそこまで複雑ではなく、連携するメリットもたくさんあるので
ぜひ本ブログを読みながら、GA4連携からオーディエンス作成まで実際に進めてみて下さいね!
この記事が、皆様の広告改善の一手。また、その先のクライアント様の売上に少しでも貢献できれば本望です。
最後までご覧いただきありがとうございました!