こんにちは!アイトリガーの井田です。
年末年始といえば、クリスマスを筆頭に大きなイベントが連続しています。
業種によっては一番の繁忙期でもあり、そういったクライアントを担当している広告運用者にとって一番忙しい時期だといえるでしょう。
一方でGoogle広告をはじめとする広告媒体各社は休業となるため、アカウント開設や審査保証、窓口対応に期限を設けています。
今回の記事では、各媒体の年末年始の対応期限を一覧化してまとめています。
年末年始に動きが予想される案件は特に早めの対応が必要となります。
媒体別対応表
Google広告
広告審査及び関連業務はGoogle年末年始期間の12/29(金)~1/4(木)も実施されますが、規模が縮小されるようです。
クリスマス時期に掲載したい場合、年末年始に掲載したい場合は、それぞれ以下が期日となっております。
- クリスマス時期に間に合う広告入稿期日
- キャンペーン作成等の入稿は12/8(金)まで
- 年末年始に間に合う広告入稿期日
- キャンペーン作成等の入稿は12/15(金)まで
LINE広告/Yahoo!広告
2023年10月に合併をしたLINEヤフーの期日は次の通りです。
広告審査保証期日は12月21日(水) なので、ご注意ください。
業務 | 期限・期間 |
アカウント開設 | 12月23日(土) |
広告審査保証期日 | 12月21日(木) |
審査再開日 | 1月5日(金) |
窓口サポート対応期限 | 12月28日(木) |
窓口サポート対応再開日 | 1月5日(金) |
銀行入金の年内反映期日 | 12月28日(木) 15:00 |
銀行入金の反映再開日 | 1月5日(金) |
※Google広告・Yahoo!広告の審査の仕組みについては下記の記事にまとめております。
本記事とあわせてぜひご確認ください。
【Google広告・Yahoo!広告】審査の仕組みと不承認になった場合の対応
Meta広告
Meta広告は例年、年末年始も通常通り稼働しております。
ですが、入稿が混み合うと審査に時間がかかると予想されますので、早めの入稿対応を心がけましょう。
業務 | 期限・期間 |
アカウント開設 | なし(随時審査) |
広告審査保証期日 | なし(随時審査) |
窓口サポート対応期限 | 通常通り(月~土 8:15~19:30) |
Criteo
Criteoの期日は以下の通りです。
業務 | 期限・期間 |
アカウント開設 | 12月20日(水) |
広告審査保証期日 | 12月22日(金) |
12月29日(金)~2024年1月3日(水)の休業期間中は、Criteo側での対応は一切できないそうです。
対象期間中に、配信に大きな影響が出る変更を行う場合は予め、Criteo・クライアントとの相談を行い認識の相違のない状態で望むようにしましょう。
Gunosy
Gunosyの期日は以下の通りです。
業務 | 期限・期間 |
アカウント開設 | 12月25日(月) |
広告審査保証期日 | 12月26日(火) |
審査再開日 | 1月3日(月) |
窓口サポート対応期限 不承認理由問い合わせ 掲載可否確認依頼 CVテスト依頼 ※CVテスト依頼はアプリ案件のみ対象 | お問い合わせ内容により期限が異なります 12月25日(月)18:00 12月26日(火) 12月26日(火)12:00 |
TikTok ※情報一部未公表
問い合わせ窓口の期限は以下の通り公表されています。 審査等は随時行われます。
業務 | 期限・期間 |
アカウント開設※1 | — |
広告審査保証期日※1 | — |
審査再開日 | — |
問い合わせ※2審査関係その他 | 12月29日(金) |
※1.アカウント・広告の審査は常時行われますが、年末にかけて審査数が増え、時間がかかる審査に時間がかかることが想定されます。可能な限り早めのご入稿しましょう。
※2.問合せの内容によって、回答までにかかる時間が異なるので、問い合わせが必要な場合は可能な限り早めの対応が必要です。
X(Twitter)
問い合わせ窓口の期限は以下の通り公表されています。 審査等は随時行われます。
業務 | 期限・期間 |
アカウント開設 | なし(随時審査) |
広告審査保証期日※1 | なし(随時審査) |
窓口サポート対応期限※2 | 12月29日(金) |
窓口サポート対応再開日 | 1月4日(木) |
※1広告審査後のステータス(保留中/強制停止)などの質問は休業期間は停止されます。
※2アカウント作成・運用などのお問い合わせの場合は早めのお問い合わせをしましょう。
早めの対応を!
こちらの表に記載している期限は、「媒体が年内に審査完了を保証している期限」であり、年内に掲載されることを確約するものではありません。
審査が不承認になってしまった場合など、不足の事態に備え、早めの対応を心がけましょう。
あわせて確認しておくこと
運用担当者の方はアカウント開設や入稿などはクライアントとのすり合わせ(開始時期、素材の共有や完成物の確認など)も必要になりますので、早め早めの連絡を行い、期限前に完了できるようにしましょう。
その他の設定については、いつでも変更可能ですが、以下の項目についてはあらかじめ確認しておくことをおすすめします。
- 配信切り替えの設定確認
- キャンペーン予算の確認
- 運用施策の変更
- 年始以降のスケジュール確認
配信切り替えの設定確認
例えばクリスマス(12月25日)までや年内(12月31日)までで配信を止める予定の広告があれば、キャンペーンの終了日を確認したり、曜日設定による切り替えや自動化ルールを使用している場合はそれらの設定を確認する必要があります。
終了日など日付を指定している場合は、年月日がそれぞれ正しいことを確認することが大事です。誤って来年の日付になっていないか注意しましょう。
また、この時期のみ配信を行うケースもあると思われます。
過去の配信実績があればそちらをベースに、新規案件の場合はGoogleトレンドのデータを参考にして、キーワードや広告の追加、再開時期の提案を行いましょう。
キャンペーン予算の確認
年末年始の配信ボリュームは、サービスの内容や配信している媒体によって大きく変化します。
12月中旬以降、toB向けのサービスや検索広告は減少する傾向にあります。
また、コロナ禍以降、toC向けやソーシャル系のサービスについてはユーザーの動向の変化が著しくなっています。
年末にかけ配信量の減少が予想される案件で、一定額以上の予算を使用する必要がある場合は、12月頭からキャンペーン予算・入札を強めハイペースで配信を行ったり、年末にかけ配信量の増加が予測される案件では、機会損失が発生しないよう予算を高めにするなど設定を見直しましょう。
運用施策の変更
年末年始はユーザーの行動や競合の動きに大きな変化があるため、運用方針の切り替えや新たなクリエイティブの追加などの施策の実施や検証には注意が必要です。
ユーザーの行動の変化としてはまだまだおうち時間が多いようですが、外食・旅行などアクティブな行動も増える見込み※も出ていますし、競合の動きとしては国内の大手企業や人気アプリが集中的に予算を投下していることも知られています。
これらの変化も加味しつつ、施策の提案を行うことが重要になります。
年始以降のスケジュール確認
年始以降の動きにも注意が必要で、1月中旬ごろまでの予定がある程度決まっている場合は、年内のうちからできる準備はしておきましょう。
年始の営業再開日から「やるぞ!」と思っていても、クライアントへの年始の挨拶や社員総出での年頭祈願など、ただでさえ忙しい月初に年始の業務が追加されるため、思うように仕事が進められないかもしれません。
そうなった時に必要以上にバタバタと慌てなくていいよう、できることは早めに終わらせておく意識を持ちましょう。
アイトリガーの年末年始スケジュール
最後にアイトリガーの年末年始スケジュールについてのご案内です。
弊社年末年始休業日
2023年12月29日(金)~2024年1月3日(水)
弊社本年最終お問い合わせ受付時間
2023年12月28日(木)12時迄とさせていただきます。
本年中のご愛顧に心より御礼申し上げますと共に、来年も引き続きお力添えいただきますようお願いいたします。
まとめ
期限が差し迫っている媒体もありますので、業務の優先順位を確認して年末年始もクライアントの要望に沿った広告配信ができるように準備しておきましょう。
その準備のためにこの記事を少しでもお役立ていただければ幸いです。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。