こんにちは!アイトリガーの古川です!
Google広告の機能にある、価格アセット(旧:価格表示オプション)は皆さんご存知でしょうか?
広告表示オプション系は設定できるものはするべし!というのは良く言われておりますが。
ぶっちゃけメインどころの画像表示オプションとか、サイトリンクとかは設定していても、「あるのは知ってるけど具体的にどうやるのか分からん…」という方も多いのではないでしょうか?
本記事では、価格アセット(価格表示オプション)について具体例も交えながら解説していきます!
価格アセット(旧:価格表示オプション)とは?
まず、価格アセットとは、商品やサービスの価格、簡単な説明文を広告の下に表示させるオプションのことです。
検索したユーザーに対し、商品の価格情報を表示してページに誘導させることができます。
Google広告は直近「~~表示オプション」という名称ではなく、「~~アセット」という名称に統一しているため、「価格表示オプション」と言われてピンと来る方は多いのではないでしょうか?
▼価格アセット(価格表示オプション)の見え方
価格アセットを設定するメリット
広告の画面占有率を増加させ、ユーザーの目に留まりやすくなる
他の広告表示オプションと比べると表示面積も大きい為、ユーザーに訴求しやすい
テキスト広告でより広いスペースを使って様々な商品・サービスを紹介出来る
商品やサービスの価格が知りたくて検索しているユーザーも多い
Google広告ヘルプ
まず、表示オプション系で言われているのが「視認性」の向上です。
ただのテキスト広告だけでなく、アセットを追加していればユーザーの目に留まりやすくなります。また、価格アセットは他の表示オプションと比較しても表示される面積が大きいのが特徴です。
そもそも商品を買おうとするとき、確実に調べるであろう価格が表示されていたらユーザー目線的にも嬉しい情報になりますよね。
クリック率などの向上が見込める
提供している商品やサービスの種類を紹介出来ることで、ユーザーの商品理解がスムーズになりクリック率の向上→サービスの売上増加が見込める
Google広告ヘルプ
価格アセットは価格の他に商品に関する簡単な説明文も表示させることができます。
よりユーザーの商品理解が進み、購入に繋がる可能性を高めることが可能です。
コンバージョンまでの経路を短縮
価格メニューの商品やサービスが直接表示されるのでクリックされやすい
コンバージョンまでの導線が短くなることで、ユーザーの離脱防止対策にもなる
Google広告ヘルプ
今までご説明した内容にも繋がりますが、商品詳細が分かりやすく明示されるためクリックがされやすく、その結果任意のページへの早期誘導→コンバージョンへ繋げることができます。
手間がかからない、更新が簡単、複数の商品を訴求出来る
商品名やサービス名、説明をいつでも変更可能。
セールや特典などの最新情報を簡単に反映が可能(データもリセットされない)
柔軟にカスタマイズすることができ、特定の日付や時間帯にのみ表示するよう指定も可能
最大8個まで設定でき、カルーセルのようにスライドさせる事が出来る
Google広告ヘルプ
管理がしやすい所も価格アセットの大きなメリットです。上記の通り、柔軟に更新・カスタマイズすることが可能です。
価格アセットの入稿規定
9つのタイプを選択
まず、以下の通り選択したタイプに沿って商品やサービスを紹介する事が求められます。
タイプ | 見出し | 説明文 |
---|---|---|
ブランド | 実在するブランド名 | ブランドに関する情報 |
イベント | イベント名やイベントの日時 | イベントの詳細 |
地域 | ビジネスに関する場所の名前 | 場所に関する情報 |
周辺地域 | 市町村、地域名 | 見出しの地区に関する情報 |
商品のカテゴリ | 商品のカテゴリ名 | 商品のカテゴリにそった情報 |
商品のバリエーション | 商品のグレードやサイズ | グレードやサイズの追加情報 |
サービス | サービスの種類 | サービスに関連した情報 |
サービスのカテゴリ | サービスの総称 | カテゴリに沿った情報 |
サービスのグレード | サービスのグレード | サービスのグレードに関する情報 |
文字数や設定数
文字数や設定数の規定は以下の通りとなっております。
掲載に必要なアイテムの数 | 3個(おすすめは5つ以上) |
最大設定数 | 8個 |
文字数 | 見出し:半角25文字(全角12文字) 説明文:半角25文字以内(全角12文字) |
リンク先 | 通常リンクと同一ドメインのリンク先 |
注意事項
入稿に際して、注意事項もいくつかあるので以下は特にご注意いただければと思います。
要件項目 | 禁止事項(許可されないケース) |
---|---|
見出しと説明 | 見出しや広告文に価格情報が含まれる 見出しや広告文にプロモーションテキストが含まれる |
URL | 広告表示オプションのリンク先がURLのドメインと一致しない |
各タイプごとの要件 | 見出しに設定したタイプ以外の情報が含まれる 広告文に見出しで言及したものの詳細以外が含まれる |
価格アセットの設定方法
①Google広告の管理画面にログインし、【広告とアセット】→【アセット】をクリック
【価格】を選択し【+】を押す
➁プルダウンでアセットを追加する単位を選択。
価格アセットの言語、タイプ、通貨、価格種別も選択・入力する
③商品やサービス名を記入し、価格、説明文、最終ページ URL を入力
【保存】を押して設定が完了します。
価格アセットの活用例
ここで、弊社の活用事例をご紹介します!
事例(レンタカー会社の場合)
▼掲載プレビュー
レンタカーのグレードをタイトルに記載し、説明文にレンタカーの車種や説明を記載しています。
レンタカーを探している時に絶対に調べる要素を、検索画面に表示することで視認性も上げつつCVに繋げやすい導線を用意しています!
まとめ
価格アセットの理解は深まりましたでしょうか?簡単にまとめると以下の通りです!
- 価格アセットは表示オプションのうちの1つ
- 9タイプから選ぶ
- コンバージョンまでに導線が短縮できコンバージョンにつながりやすい
- 検索語句との関連性が高まり、優位性のある広告にすることが出来る
- 商品の価格が一目でわかる
- 設定、表示は無料でクリックされた際にのみ課金される
必要項目を確認しつつ、売上アップのための施策としてぜひ導入検討してみて下さい!