【YDA】サーチキーワードターゲティングの活用方法

【YDA】サーチキーワードターゲティングの活用方法

皆さんこんにちは!アイトリガー佐賀オフィスの髙橋です。

早速ですが、Yahoo!ディスプレイ広告の機能の一つ、サーチキーワードターゲティングをご存じでしょうか?
知ってるけど使った事がない、そもそも知らないという方向けに
サーチキーワードターゲティングの仕組みと活用方法をご紹介いたします。

サーチキーワードターゲティングの概要

■ サーチキーワードターゲティングとは?

過去にYahoo!Japanで検索されたキーワード履歴を基に、指定したキーワードを検索した事のあるユーザーに、広告を配信できる
ディスプレイ広告のターゲティング機能の一つです。
例えば、サーチキーワードターゲティングで「保険」と設定した場合、過去に「保険」と検索したユーザーにディスプレイ広告(画像)を配信するという仕組みです。

参照:Yahoo!広告ヘルプ

設定するメリット

①平均クリック単価が安い

検索広告では、多くない掲載枠をオークション形式であらそう事になるので、ディスプレイ広告に比べてクリック単価が高くなる傾向にあります。
その点、 サーチキーワードターゲティングは広告枠数の多いディスプレイ広告なので、クリック単価が低い傾向にあります。

②広告をクリックしなかったユーザーにもアプローチが出来る

サーチキーワードターゲティングでは、過去に指定キーワードを検索した事のあるユーザーに対して広告を配信できます。その為、広告をクリックした事のないユーザーでも、検索さえしていれば広告を表示する事ができます。
一度サイトに訪問した事のあるユーザーに対して、広告を配信する「リターゲティング広告」とはその点で異なるものです。

③同一ユーザーに、デバイスを超えて広告を配信可能。

インターネットユーザーの検索履歴は、デバイスが異なる場合でも引き継がれます。
そのため、PCで検索したキーワードを元に、同一ユーザーのスマートフォンに広告を配信するなど、複数のデバイスを横断して継続的なアプローチが行えます。

【注意点】
過去1か月間の検索ボリュームが1000回以上でないと設定が出来ません。
思いついたキーワード全てを設定する事は出来ず、Yahoo!Japanに登録されているキーワードの中から選択する形となります。
※中には1000回以下のキーワードも設定出来る事がありますが、広告配信が減少する傾向にあります。

④過去の検索履歴を利用した興味関心の高いユーザーへのターゲティング

過去ユーザーが検索した履歴を基に、ターゲティングを行いますので、その他の新規獲得向けのターゲティングと比較して、より顕在層のユーザーにアプローチが可能です。

設定方法

①管理画面からツールバーを選択し、サーチキーワードリストを選択します

②「サーチキーワードリストを作成」を選択します

③サーチキーワードリスト名を記入し「サーチキーワード候補を探す」でキーワードを入力します。設定したいキーワード候補を選択し、「検索期間」や「検索回数」を指定して、作成ボタンを押す。

そうすると、リストが作成されます。

完成したリストを広告グループに紐づけると、サーチ キーワード ターゲティングキャンペーンとして利用出来るようになります。

活用方法

①「有効期間」と「検索回数」を活用する。

サーチキーワードターゲティングで指定するキーワードは、「有効期間」や「検索回数」を指定する事が出来ます。
検索履歴の有効期間は、「1日以内」「3日以内」「7日以内」「14日以内」「30日間」の5つの中から選択でき、検索回数は「1回以上」「2回以上」「3回以上」の3つの中から選択できます。
有効期間と検索回数の様々な組み合わせリストを作成し、広告グループに紐づけを行います。
※但し1広告グループに紐づける事ができるリストは最大10個までとなっています。

管理画面上でリストごとの数値が確認出来るので、どの有効期間×検索回数のユーザーにマッチしているのかを特定する事が出来ます。

②カテゴリーごとにリストを分けて配信

サーチキーワードターゲティングリストをカテゴリーごとに分けて作成します。
例えば、「ブランド」「Bigワード」など、より近しいキーワードでリストの種類を分けます。
そうする事で、カテゴリー別に分けたリストの内、どのキーワード群が成果を獲得しやすいのか把握し、結果の分析から改善を円滑に行う事が出来ます。

今後の動き

サーチキーワードターゲティングの提供終了

サーチキーワードターゲティングは、今後徐々にオーディエンスリストターゲティングにその機能を集約し
「オーディエンスリスト」に新規リスト種別「高度なセグメント」を提供する形となります。

新機能「高度なセグメント」とは

任意のフリーワードを入力し、フリーワードを基にして、機械学習で最適なユーザーリストが作成されます。現行の「サーチキーワードターゲティング」のリストと完全に同じ内容ではなく、ユーザーが入力したフリーワードに基づく、拡張ターゲティングになります。入力された「キーワード」自体を検索した人だけではなく、その「キーワード」と関連性が強いワードを検索した人にも拡張されてユーザーリストが作成されます。「サーチキーワードターゲティング」の後継バージョンアップ版で、オーディエンスリスト化したものです。

Yahoo!広告ヘルプ

サーチキーワードターゲティングが、指定したキーワードを検索したユーザーに配信するターゲット手法に対し、高度なセグメントでは、指定したキーワードと検索行動の類似性が高いユーザーにも広告が配信されるようになります。

今後のアップデート情報にも注視していきましょう。

まとめ

今回、サーチキーワードターゲティングの概要やメリットをご紹介させていただきました。
まだサーチキーワードターゲティングを利用した事のない方で、現状の成果に満足できていない方は
この機会にサーチキーワードターゲティングを始めてみてはいかがでしょうか?
また、今後の動きなどは徐々にリリースされていきますので、最適なターゲティングが行えるよう注視していきましょう!

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